5月3日に福岡にある博多の森球技場「ベスト電器スタジアム」で行われた、「アビスパ福岡 VS FC東京」を観戦してきました。
アビスパ福岡がJ2の時以来の観戦となったため久々でしたが、結果はなんと「5-1」のアビスパ福岡の圧勝という形で終了しました!
よくよく調べてみると、アビスパ福岡の平均年俸はFC東京の平均年俸の約半分のようですね。どのスポーツもそうですが、年俸が高ければ勝てるというわけではない「数字だけではわからないドラマ」が存在するところが人を興奮させる一つの要因になっているように思えます。
アビスパ目線で考えると、今期からかジュビロ磐田から加入しているルキアン選手が2ゴールをとったのは大きかったのではないでしょうか。昨年、ジュビロ磐田でJ2得点王の活躍でアビスパ福岡に電撃加入したものの、今期はこの日までリーグ戦の得点がなく、本人もかなり苦しい思いをしていたでしょうから、これを機に爆発してもらいたいものです。
FC東京目線で考えると、完敗の中で一つよかったのは、今期より青森山田高校から加入した松木選手がJ初ゴールをとったことでしょうか。先発した選手を見ても、怪我人が多くベストとは言えない苦しい状況である中で、ルーキーの輝く姿はサポーターにとっては少ない楽しみかもしれません。とはいうものの、今回は大敗しましたが、FC東京は現在の順位を考えれば悪くないんですが。。
久々に観戦に行って改めて思ったのは、「チケットが高くなったなぁ」という点と、「あいかわらずゴール裏は観にくそうだし、改築すればいいのになぁ」という点でした。
今回、私は知人からチケットをもらったため購入はしていませんが、「ダイナミックプライシング」というものを採用し試合によって価格が変動するようで、観客が見込めるものは価格が上がり、そうでないものは下がるようです。コアなファンにとっては安く行ける試合があるという点ではいいのでしょうが、ミーハーなファンにとっては人気の試合のチケットが高くなるということなので、サポーターを増やさなければならない今のアビスパにとってはどうなのかなぁと思いました。コアなファンは全試合行けばトータルではそんなには変わらないでしょうしね。
ただし、メイン・バックスタンドともに、席が指定席になっていたのはよかったと思います。相変わらず自由席であるゴール裏の席は低い&遠いせいで見づらそうでした。
スタジアムの構造に関しては、お隣のサガン鳥栖のスタジアムは席の作りがかなりいいので、博多の森にもそういう改築があればいいなぁと個人的は思っています。
もともと、東福岡高校や国見高校、鹿児島実業高校など強豪校が多い九州。しかしながら、良い選手は関東のチームに移籍することが多いのが悲しい事実ですので、九州のJチームがどんどん盛り上がって、有力選手の第一志望になりうるチーム作りをぜひ行ってほしいものです。そうなれば九州のJリーグももっと盛り上がるはず!

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